扇谷まどかの日記という噂が。
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それはつい先刻の出来事──…
明日のカラオケに備え冥王のアイクさんパートをメモしていた時のこと…
猫が、視界の端で何かを追っている。また一人遊びをしているのだろうか。そう思った私は、一段落したら遊んでやろうと思い、ふと顔を上げた。
「───!」
声にならない悲鳴。私は我が目を疑った。
──奴だ!
それは私の方へ近付いてきた。細長い体。薄茶色にてかてかとしたそいつ。名を呼ぶのも躊躇う、あの悪魔。猫の白くしなやかな手が、それをつつく…
──そんなもの触らないで!
手の届く場所にティッシュがあったのは幸運だった。私はティッシュを二枚、素早く抜き取り、未だそこにいるそいつを掴んだ。だが上手くいかない。奴はティッシュの表面に引っ掛かっているだけのような状態だった。このままでは逃げられかねない。それだけは避けなければ。こいつはここで仕留めなければ!
私は奴を逃がさないうちに、ティッシュの余った部分を引っ張るようにしてそいつを包んだ。ああ、気持ち悪い…!ティッシュを二枚挟んでいるとはいえ、こんなもの触りたくない…!嫌悪感を堪え、彼奴を包んだティッシュを床に押し付け、全体重を掛けた。確実に息の根を止めるつもりで。
──頼む、死んでくれ!確実に死んでくれ!二度と私の前に現れないでくれ!
若干息を切らせながら、もう充分だろうと判断した私はそいつをゴミ箱へ投げ捨てた。しかし、私は怖くて堪らない。もしかしたら彼奴がまだ生きていて、ゴミ箱の中から這い出てくるような気がして──…
───…‥・†
私とポチの初めての共同作業。あああこえええ!チラッチラゴミ箱見ちゃうよ!
もうお風呂入って寝る!
明日のカラオケに備え冥王のアイクさんパートをメモしていた時のこと…
猫が、視界の端で何かを追っている。また一人遊びをしているのだろうか。そう思った私は、一段落したら遊んでやろうと思い、ふと顔を上げた。
「───!」
声にならない悲鳴。私は我が目を疑った。
──奴だ!
それは私の方へ近付いてきた。細長い体。薄茶色にてかてかとしたそいつ。名を呼ぶのも躊躇う、あの悪魔。猫の白くしなやかな手が、それをつつく…
──そんなもの触らないで!
手の届く場所にティッシュがあったのは幸運だった。私はティッシュを二枚、素早く抜き取り、未だそこにいるそいつを掴んだ。だが上手くいかない。奴はティッシュの表面に引っ掛かっているだけのような状態だった。このままでは逃げられかねない。それだけは避けなければ。こいつはここで仕留めなければ!
私は奴を逃がさないうちに、ティッシュの余った部分を引っ張るようにしてそいつを包んだ。ああ、気持ち悪い…!ティッシュを二枚挟んでいるとはいえ、こんなもの触りたくない…!嫌悪感を堪え、彼奴を包んだティッシュを床に押し付け、全体重を掛けた。確実に息の根を止めるつもりで。
──頼む、死んでくれ!確実に死んでくれ!二度と私の前に現れないでくれ!
若干息を切らせながら、もう充分だろうと判断した私はそいつをゴミ箱へ投げ捨てた。しかし、私は怖くて堪らない。もしかしたら彼奴がまだ生きていて、ゴミ箱の中から這い出てくるような気がして──…
───…‥・†
私とポチの初めての共同作業。あああこえええ!チラッチラゴミ箱見ちゃうよ!
もうお風呂入って寝る!
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